こんにちは。小学1年生の男の子と年少の女の子を持つさとうパパです。
先日、本屋で子どもたちが好きそうな本を探していたところ、
福音館書店から出版されている「すいどう(かがくのとも)」という絵本があったので、買ってみました。

テーマは、もちろん「すいどう」なんですが、迷路のような水道管の絵に子どもたちは夢中になっていました。
その後も、水道や家庭からでる汚水などがテーマになっている絵本を読んだりすることが続いたので、これはぜひ体験したい!と、東京都有明にある「虹の下水道館」へ家族で出かけてみました。
口コミ「虹の下水道館」に行ってみた

結論から言うと、、、行ってみて、本当によかったです!
虹の下水道館の展示施設は、実はそんなに広くないですが、体験やイベントなどで半日は充分楽しめると思います。
行ってみてよかったポイントは、こんな感じです。
今回は、土曜日の午前中に訪問してみましたが、訪問者はそんなに多くなく、ガイドツアーやお仕事体験をその場で予約することができました。
(2023年5月現在、事前の予約はできないようです。当日、水道館に行ってから受付で予約をします。)
私たちは、絶対にガイドツアーの申し込みをしたかったので、気合いを入れて9時30分開館のところ、9時に整理券をもらいに行ったら、2番の番号札でした。
ちなみに、受付の方に聞いたところ、土曜日の午前中はそんなに混んでないようです。
そして、このガイドツアーは、午前中の11時から始まります。
この日は、10時を過ぎてもガイドツアーの予約ができたようですが、できれば開館時間には入館した方がいいかもしれません。
おすすめ!約1時間の「水再生センター・ガイドツアー」

「有明水再生センター・ガイドツアー」は、所要時間が1時間程度で約2Kmの地下にある水の再生処理センターを実際に見て回れるガイドツアーです。
子どもにはもちろんのこと、大人でも勉強になる内容で、事前に絵本で学んだ知識が深まってよかったなと思いました。
基本的な流れは、こんな感じでした。
要所には、アニメキャラクターが処理工程を解説してくれるアニメ動画を見られるので、小さい子でも何をしているところなのか、すんなり理解できると思いました。
階段のアップダウンも多いですが、3歳の子でもなんとか、最後まで歩くことができました!
ちなみに、階段が多いので、健康に不安がある方や、ベビーカーは中に入ることができません。中にはトイレもないので、小さいお子さまをお連れの場合には、要チェックです。
虹の下水道館の「お仕事体験」でできること
虹の下水道館には、なんと無料で参加することができる「お仕事体験コーナー」があります。

9時半から受付開始なのですが、午前・午後と4回の時間に分けて開催されるので、比較的参加しやすそうだと思いました。
こちらは、小学生から体験可能です。
受付でお仕事体験の予約をすると、「お仕事カード」をもらえます。
体験するたびに、スタンプを押してもらえるので、子どもはスタンプをコンプリートしたいということで、積極的にお仕事に参加できるのもオススメです!
人気コーナー!「アースくんの家」でできること

ガイドツアーやお仕事体験に気を取られがちなのですが、実際の展示コーナーも素晴らしかったです。
我が子だけでなく他の子どもたちにも人気だなと思ったのが、「アースくんの家」というコーナーです。
最初の方で、「すいどう」の絵本の話しをしたと思いますが、子どもにとっては、迷路のように地下を張り巡らせる水道管は、魅力的なもののようです。
ここでは、実際の家と同じように本物のトイレや洗面所、風呂場、キッチンが置いてあり、なんと実際に水を流せるのです!
そして、水道管の上の床が透明になっているので、流した水が、家の外に出るまでを実際に追うことができます。
「すいどう」という絵本でも、それ以外の絵本でも、家から道路の下に水道管が繋がっている絵ってけっこう多いんですが、それを実際に体感できるのがとてもいいなと思いました。
子どもにとっても、本当に分かりやすいと思います!
下水道タウンツアーって何?

そして、公式ホームページにはあまり詳しく書かれていないのですが、「下水道タウンツアー」という名のクイズラリーのようなものがあります。
これが意外と楽しかった!
ツアーとありますが、個人でタブレットのクイズに答えながら施設内を周るというものです。
タブレットは、受付で無料で借りることができます。
クイズの内容ですが、初心者向けのものと、上級者向けの2種類から選びます。
今回は、はじめてだったので、初心者向けのものを選びましたが、小学1年生の子でも大丈夫でした!
少しフォローはしましたが、楽しんで最後まで終えることができました。
これは、ぜひお時間があれば、挑戦してみてくださいね!
虹の下水道館に行ってみて感じたこと
今回は、朝の9時頃から12時過ぎまで、虹の下水道館で過ごしました。
そんなに広くないのですが、内容が充実していて、また来たいなと思う施設でした。
たぶん、事前に絵本で下準備をして行ったのもよかったと思います。
子どもは、絵本で見たことがある内容なので、「これ知ってる!」と、結構興奮気味でした。
最後には、受付で東京都の「マンホールカード」と、アンケートに回答したので、粗品(ポストカード)を頂いて、帰りました。
普段身近であるはずの「水」がどこからきて、どこに行くのか、私たちは生活する上で、どんなことに気を付けると環境にやさしいのか、子どもなりに少し理解できたのではないかと思います。
壮大なテーマですが、街の歴史や、SDGs、環境などにも繋がる大事なテーマだと思うので、ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。