
「算数が好きな子に育ってほしい」と思っても、習い事については迷うことが多いのではないでしょうか。実際に通う習い事の他にも、オンラインでできる習い事やアプリも増えていますよね。
我が家では、子どもに何が合うのか幼児期から小学生になるまで、算数につながりそうな習い事や教材を色々と試してきました。
その中には、続いたものもあれば、本人とは合わないかなと、やめたものもあります。
ただ振り返ってみると、辞めたものも含めて本人の興味や、やる気に繋がったので、試してみてよかったかなと思っています。
「これをやれば算数が得意になる」という話ではなく、あくまで我が家の経験として整理してみたいと思いました。この記事では、実際に取り組んできた習い事を年齢ごとに振り返りながら、算数とのつながりや感じたことをまとめています。
同じように悩んでいる方が、「こんな考え方もあるんだ」と感じてもらえるきっかけになればうれしいです。

あくまで我が家の記録として書いています。すべての子に当てはまる話ではありませんので、ご家庭の考え方やお子さんの性格に合わせて、参考にしてもらえたらと思います。
目次
我が家が「習い事」を取り入れた理由
我が家が習い事を取り入れた理由は、「算数を得意にさせたい」「賢い子になってほしい」「学習の土台になれば」というより、このまま家庭だけで大丈夫なのかなという不安がきっかけでした。
周りの話を聞いたり、ネットで情報を見たりすると、「何か始めたほうがいいのでは?」と気持ちが揺れることも正直多かったかもしれません。
幼児期の学習で不安だったこと
当時、不安に感じていたのは、どんなことをすれば、算数をより好きになってくれるかなということでした。
長男は、もともと数を数えたりするのが大好きだったので、素地みたいなものはあったかもしれませんが、好きを伸ばすためにはどうしたらいいかなと思っていました。
また、家庭でできることはやっているつもりでも、この関わり方で合っているのか確信が持てなかったということもあります。
あとは、親のやる気の問題も・・・
今ではその子にあった成長でやれば大丈夫と思えるのですが、当時は子育てを含めて、全て初めての経験で、何も基準がなかったので、漠然としていたことに不安を覚えていました。
また、親の声かけだけだと、どうしても感情が入ってしまう場面もあります。
そうしたときに、家庭以外で本人が好きな居場所があったほうがいいのではないか、と感じるようになりました。
習い事に期待しすぎなかった理由
一方で、習い事にすべてを任せたい、とは思っていませんでした。
習い事を始めれば算数が伸びるとは、正直考えていなかったです。
どんなに評判のいい教室や教材でも、
子ども自身が合わないと感じれば、続けるのは難しくなりますし、自宅でのフォローは必須だと思っていました。
そのため、我が家では、「合えば続ける」「違うと思ったらやめる」
という前提で、気軽に取り入れるようにしていました。
入会金が大きいものは大変なのですが・・・
家庭+外の環境のバランス
結果的に、我が家にとってよかったのは、
家庭だけでも、習い事だけでもないバランスだったと思います。
家では、生活の中で数に触れる時間を大切にし、
外では、家庭とは違う視点や声かけに触れる。
この2つが重なったことで、
算数を「勉強」として構えすぎず、自然に向き合えるようになったように感じます。
また、オンラインの習い事(アプリも含めて)を始めたのも、本人は楽しそうだったのでよかったかもしれません。

習い事は「足りない部分を補う場所」というより、家庭の関わりを広げてくれる存在かなと思っています。
【年齢別】我が家で算数につながった習い事の記録
ここからは、実際に我が家で取り入れてきた習い事を、年齢ごとに振り返ってみたいと思います。「どれが一番よかったか」ではなく、その時期に、どんな関わり方が算数につながっていたのかという視点で整理しています。
幼児期に経験した習い事
幼児期に取り入れていたのは、
- はまキッズ
- そろタッチ
- ワンダーボックス
- 通信教育のZ会
この4つの習い事は2年は以上は続けていたと思います。
当時は、未就学児だったので、机に向かって長時間集中するものではなく、動きながら考えたり、ゲーム感覚で取り組むほうが、子どもも楽しめるかなと思っていました。
とはいっても、少しずつ机に座る習慣も取り入れたかったので、無理なくできるものを中心に選びました。
算数の土台づくりを意識した【はまキッズオルパスクラブ】

はまキッズは、我が家では兄も妹も通い、幼少期のメインの習い事という感じでした。
パズルや折り紙をやったり、数や図形も具体物を使った指導なので、飽きずに通っていましたし、先生方のフォローも手厚いので、ちょっとした悩みや方向性の相談がしやすかったです。
小さい頃は手先をうまく使えるように導いてくれるし(もちろん数もあります)、段階的に論理的思考を身につけられるので、幼児期の「考える楽しさ」に触れられた教室でした。
おかげで、2人とも手先が器用で、小学生になってからも折り紙が大好きです。兄弟で通う方も非常に多いので、おすすめです。
話は変わりますが、難関校の中学・高校・大学は、どこも折り紙研究会があり、素晴らしい作品を作っているので、頭の体操にもいいのではないかと個人的に思っています。
とにかく、もう一人子どもがいたとしたら、やはりはまキッズには行かせると思います。
暗算力をゲーム感覚で育てる【そろタッチ】

そろタッチは、タブレットを使って暗算に親しむアプリ教材です。ポイントがもらえたり、メダルがもらえたり、歌があったり、かなり遊びに近い感覚で進められるため、計算への抵抗を減らすきっかけになりました。
もちろん、計算力も相当に上がったと思います。
一方で、取り組むペースやモチベーション管理が、若干難易度高めだと感じています。先に進むと、親もついていけないほど難しくなりますし、本人はやりたいけど、難しくて泣くし、本来は短時間でもコツコツ続けられるタイプの子に向いている印象です。
我が家は、そういうタイプではないですが、一時期教室に通ったり、レベルを少し戻したりしながら様子を見て、S12までやって辞めました。
余談ですが、妹が年長で始めた時に、兄はまたやりたいと言って、2年ほど期間を空けて再開しています。
基本はアプリですし、月毎に入会・退会できる気軽さは、かなりいいです。
考える力を遊びで育てる【ワンダーボックス】

ワンダーボックスは、算数という枠を超えて、図形や論理、空間認識などに触れられる教材です。基本的に、遊び感覚で、タブレットでやります。
「勉強」というより、考える遊びの時間として取り入れやすく、算数につながる感覚を広く育ててくれたように感じます。
空いている時間に、よくやっていました。算数の中でも、立体図形は得意らしいので、これで遊びながら鍛えられたのもよかったです。
また、月1回自宅に送られてくる紙の教材も、オリジナリティーがあって楽しめました!
幼児から大学受験まで対応できる【Z会の通信教育】

Z会は、「自分で考える」ことを大切にした教材という印象があります。
4歳くらいから始めていましたが、いわゆる先取り感より、考え方を身につける練習になっていたように感じます。
あとは、この手の他の教材と比較して、シンプルさがお気に入りでした。
4歳になる前には、ポピーもやっていて、それもお気に入りだったのですが、難易度を高くしたくて、Z会にしてみました。
Z会の教材のワークは、見開き1ページが1問となっているので、幼児にとって、わかりやすい構成になっていると思います。
また、兄も幼児期にZ会をやっていたのですが、妹の頃になると、さらに改良されていて、より考える問題が増えていました!年々、ワークの問題が更新されていて、さすがだな〜と思いました。もちろん楽しく取り組めています。
決まった答えを急がず、じっくり考えるスタイルなので、「量より質」を大切にしたい家庭には合いやすいのではないでしょうか。
小学生で追加した習い事
小学生になってからは、はまキッズやそろタッチは続けつつ、プログラミングに興味がありそうだったので、
- デジタネ
- Tech Kids School
- 浜学園
を始めてみました。
この頃になると、続けてよかったと感じるのは、難しい問題に出会ったときも、すぐに諦めずに考えようとする姿勢が育っていたことです。
一方で、塾やスクールに通えば、カリキュラムが決まってるものもあるので、本人の成長や理解の度合いとすべてが合うわけではありません。
本人が忙しさや負荷を感じる時期もあり、その都度ペースを見直す必要があります。
それでも、中学受験を意識し始めたときに、いきなり塾に入る感覚にはならなかったのは、幼児期からの積み重ねがあったからだと思います。
数に触れること、考えることが日常にあったことで、学習量が増えても、算数そのものに対する抵抗は少なかったように感じます。

今振り返ると、幼児期と小学生の取り組みは、別々ではなく、ちゃんとつながっていたのだと思います。
論理的思考やブラインドタッチも身につける「デジタネ」

デジタネはプログラミングが自宅でできるアプリです。手順を考えたり、試行錯誤する力が算数にもつながっているような気がします。
これのいいところは、1つのアプリの中で、たくさんのことができるので、子どもが飽きない!あと、ディズニーもあるので、女の子でもスムーズに取り組むことができるところです。
我が家では、夏休みなどの長期休みをきっかけに、入会してしばらく続けていました。
正解が一つではない世界に触れることで、考えること自体を楽しむ姿勢が育ったように思います。
本気のプログラミング教室「Tech Kids School」

Tech Kids School(テックキッズスクール)では、小学生に大人気のマインクラフトを使ってプログラミングを学べるスクールです。
渋谷に通塾するパターンと、オンラインと2種類あります。我が家は、夏休みや冬休みの長期休みに開催している2~4日の短期終日プログラムに、定期的に通っています。
ここのいいところは、通塾しているお子さんから結構な本気度を感じたところかなと思います。近所にある一般的なスクールとは雰囲気が少し違うように感じました。
講師の方は、若い方が多い印象ですが、落ち着いていて子どもの扱いにも慣れているように感じましたし、子どもへの声の掛け方が前向きな感じがしてとてもいい印象でした。
渋谷のスクランブルスクエアの高層階で行っているので、渋谷へ行ける方はぜひ体験に行ってみてほしいと思えるスクールです!
中学受験なら「浜学園」

浜学園は、幼児期にはまキッズに通っていたこともあって、兄が最高レベル特訓算数を受けていました。
灘への合格率がNo.1というだけあって、レベルは本当に高いです。そして、宿題の量も結構あります。はまキッズに通っていたというのもあって、なんとなく似通った(レベルは全然違いますが)問題もあって、抵抗は少なかったかもしれません。
色々と算数教室や算数専門塾を知っていますが、ここは一度試してみる価値はある塾だと思います。
中学受験専門のプロ個別指導教室「SS-1(エスエスワン)」

中学受験専門のプロ個別指導教室【SS-1】は、中学受験専門の個別指導塾です。通塾のほか、オンラインもあります。
実は、まだ通ってはいないのですが、口コミがとてもいいのに、あまり知られていなくて、ぜひみなさんにお伝えしたくて、ここに入れてしまいました。
息子は、これから本格的に中学受験の勉強に入るところですが、どうも典型的な算数大好きな男の子で、実は国語があまり得意とは言えません。
おそらく、個別で指導してもらう必要がありそうで、近々こちらにお世話になる予定です。お世話になった際には、こちらに口コミを入れていきたいと思っています。
番外編 – おすすめの習い事/教材
ここからは、番外編としてまとめていきます。
一つ目は、小学生新聞です。我が家は、朝日小学生新聞を取っています。どうしてもニュースに触れるかそうでないかで、知識量が変わってきます。
大人も意外と楽しめるので、おすすめです。
二つ目は、英語の習い事です。我が家はお家英語を取り入れていましたが、アウトプットの機会が本当になくて、オンライン英会話を2年以上続けています。
進度的には現地の子とあまり変わらないレベルのカリキュラムを受けています。
息子はたくさん話すタイプではないので、どうかなと思うところもありますが、読みはかなりできるようです。

無理せずに、取り入れられるものを試してみてくださいね!
毎日の積み重ね「朝日小学生新聞」

朝日小学生新聞は、小学生向けに毎日発行されている新聞です。我が家では、何年も続けて取っています。
そう聞くと、すごく新聞を使いこなしているかと思われそうですが、残念ながら、毎日じっくりと読む感じではなく、興味があるところをささっと読む感じです。
でも、たぶん新聞ってそんなものかも?と思いながら、続けています。
この新聞を取っていていいなと感じるところは、金額があまり高くないところと、学校で自主学習が出た時に、話題に困らないことです。あと、自由研究なども、同じくこの新聞の内容から、興味があるものを題材にしたりしています。
あとは、新聞の最後の方に、数独やパズルの問題が出たりしていて、息子はそれを楽しみにしています!
中学受験を考えている方も、そうでない方も、ぜひ取り入れてみてほしいです!
英語のアウトプットに「子供向けのオンライン英会話【NovaKid】」

NovaKid(ノバキッド)は、PCやタブレットなどから、いつでもオンライン英会話ができる習い事です。
1回30分で、いろんな国の先生を選んで、英会話をしながら英語を学ぶことができます。
子ども向けなので、明るい先生が多い印象で、英会話だけでなく、読みやフォニックスも学習でき、我が家では、週1~2回を2年以上続けています。
学研のオンライン英会話なども試してみたのですが、ここが一番先生のノリがよくて、教材もわかりやすく、楽しい感じだと感じました。
オンライン英会話を検討されている方に、ぜひおすすめです。
まとめ|算数が好きになる近道は「合う環境」を見つけること
ここまで、我が家で取り入れてきた習い事を、振り返ってきました。
改めて感じているのは、算数が好きになるかどうかは、習い事そのものより「環境との相性」だったり、いかに長く続けられるかだと感じています。
幼児期は、遊びの延長で数に触れる時間が土台になりました。小学生になると、その積み重ねがあったからこそ、学習量が増えても算数に向き合いやすかったように思います。
どれか一つを強くおすすめしたい、という気持ちは正直ありません。
その時期の子どもの性格や、家庭のスタイルによって、合うものは変わっていくと感じています。
大切なのは、無理なく続けられる環境かどうか、そして、算数に対して「やってみようかな」と思える気持ちが育つかどうかです。
もし今、習い事について迷っているなら、「これで正解かどうか」よりも、
「今の子どもに合いそうか」という視点で考えてみるのも一つではないでしょうか。

習い事は「正解を選ぶもの」ではなく、子どもと一緒に試しながら見つけていくものだと思っています。
この記事で触れた習い事については、それぞれ詳しくまとめた記事も用意しています。
気になるものがあれば、無理のない範囲で情報をのぞいてみてください。
- 幼児から大学受験まで対応できる通信教育
- 算数に特化した教室・教材
- 考える力を育てるプログラミング・STEAM教材
家庭での関わりを大切にしながら、
必要に応じて外の環境を取り入れる。
そんなスタンスが、長く算数と付き合っていく上では、ちょうどいいのかもしれません。
